中小企業診断士は転・就職に有利なのか?
経営コンサルタントという職業にはそれまでしっかりとした
国家基準などはありませんでしたが、
この中小企業診断士という国家資格の登場により
一定の基準のようなものはできたと言えるのではないでしょうか。
法律系の国家資格の中でも、
転職や就職に有利な国家資格として知られているこの
中小企業診断士という国家資格。
実際のところはどうなのでしょう。
中小企業診断士記事一覧
中小企業診断士の仕事は所謂“コンサルティング”である。もしコンサルタント会社に転職する為にこの中小企業診断士の資格取得を考えているのならば、「中小企業診断士の資格さえあれば転職できる」という甘い考えは捨てるべきだ。企業を対象としてコンサルティングを行っているような会社では“中小企業診断士試験合格レベルの知識は持っていて当たり前”なのだということを覚えておこう。なので、たとえ中小企業診断士の試験に合...
中小企業診断士は中小の企業に転職・就職するにはかなり有利な資格といっていいだろう。多くの中小企業では“顧客からの信頼を勝ち取りたい”と躍起になっているところが多いからだ。中小企業診断士の有資格者がいれば「うちには経営に精通した国家資格を持った人材がいる」ということをアピールすることが可能になり、顧客の信頼獲得に大きな役割を担うことができると期待しているからだ。実際にある経営者に対する「社員にどのよ...
中小企業診断士の平均的な年収額は600万円〜1000万円程度と言われている。この400万円ほどの開きは、独立して事務所を構えているか、企業に雇われているのか、で変わってきているようだ。現在、独立して自らの事務所を構えている中小企業診断士は少数派のようで、その理由は「雇われている方が給料が良いから」ということのようで、独立系の中小企業診断士の平均的な年収が600万程度で、雇用型の中小企業診断士の平均...
中小企業診断士試験は“中小企業庁”の管轄であり、毎年の中小企業診断士試験の合格率は5%前後、とその合格は狭き門である。ただ、2次試験を受験せずに半年間の養成課程を修了して資格登録する道もあるので、実質的な合格率は11%前後とも言われている。ただ、この中小企業診断士という資格は「働きながら取得を目指せるようなものにしよう」という意図で制定されたという経緯があり、継続受験者には試験科目などの免除規定が...
中小企業診断士という資格業はこれといった独占業務がなく、どことなくどのような部分が強みとなってくるのかというところが不明確な部分があると思う。そのような事は、中小企業診断士の監督省庁である中小企業庁もよくわかっているのか中小企業診断士という資格を価値あるものにするためなのかはわからないがちょっとした特典を出してきている。中小企業庁という省庁の意義は、日本における企業のうち大多数を占める中小の企業体...