中小企業診断士は転・就職に有利なのか?
中小企業診断士は中小の企業に転職・就職するにはかなり有利な資格といっていいだろう。
多くの中小企業では“顧客からの信頼を勝ち取りたい”と躍起になっているところが多いからだ。
中小企業診断士の有資格者がいれば「うちには経営に精通した国家資格を持った人材がいる」ということをアピールすることが可能になり、顧客の信頼獲得に大きな役割を担うことができると期待しているからだ。
実際にある経営者に対する「社員にどのような資格を取らせたいか?」という調査では、営業職部門で2008年9位、2009年11位、2010年4位、と高い支持を維持している。(因みに上位は全て情報処理系の資格)
また、この順位は法律系の国家資格の中では常にトップの数字となっている。
どのような人間を雇用するのか決定する権限を持っているのは、たいていの場合は経営者であり中小企業の場合は社長自らということも珍しい事ではない。
その様な経営者が日々頭を悩ませている事と言えば“経営のこと”であり、そのようなことに精通していることが国家資格というもので証明されている中小企業診断士を欲しいと思うのは、経営者にとって至極当然のことなのかもしれない。
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